2016年7月26日火曜日

2015年8・6集会レポート Report on August 6 Gathering in Hiroshima

原爆ドーム前(相生橋)8:40頃
2015年 8・6集会レポート(たいへん遅ればせながらご報告です。今年の8・6集会の告知


 事前の告知では、9時に原爆ドーム前(相生橋の橋のたもと)に集合となっていたが、それよりも前に徐々に参加者が集まり始める。


 一部は、平和祈念式典が始まる8時15分頃から、「平和祈念式典反対!」、「戦争屋アベは広島から出て行け!」と式典会場に向けて叫ぶ。

 9時前には20名近くが集合。

  9時30分、相生橋よりデモスタート。ルートは、紙屋町方面⇒交差点を右折・本通りを平和通り方面に南下⇒白神社(終点)。全行程は15分ほど。

当日のシュプレヒコールより:
 

「アベは帰れ!」「アベは嘘つきだ!」

「アベは黙れ!」「アベはしゃべるな!」

「嘘つきは帰れ!」「戦争屋は帰れ!」

 「広島の戦争責任を忘れないぞ!」「加害の歴史を忘れないぞ!」

「軍都広島を忘れないぞ!」 「広島は平和都市じゃないぞ!」「戦争反対!」

「ファシストに未来を渡さないぞ!」 「ファシズムに未来はないぞ!」

「政教分離を勝ち取るぞ!」、「宗教と政治を結びつけるな!」

「死んだ子の年を思い出せ!」 「死んだ子の年を数えてみろ!」

「国家による追悼反対!」 
黒旗と強烈なメッセージで街頭から注目を浴びる。
「一切の原発を止めろ!」

「一切の原発をなくそう!」

「東電は補償を行え!」

「中電は上関原発をやめろ!」

「原発はいらないぞ!」

「国民国家解体!」

「天皇制解体!」

「天皇の戦争責任を追及するぞ!」

「広島の歴史を忘れないぞ!」「広島の加害の歴史を忘れないぞ!」

「広島は軍都だ! 平和都市じゃないぞ」

「死者を束ねるな!」 「ひとりひとりの名前を思い出せ!」

「核労働者はストライキに立ち上がれ!」

「タクシー運転手はストライキに立ち上がれ!」

「ホテル従業員はストライキに立ち上がれ!」

「予備校職員はストライキにたちあがれ!」 「反戦ストに立ち上がれ!」

 
交流会と休憩
10:00~11:00 神社前で交流会と休憩。


解散地となった神社前では各地からの参加者がぞれぞれの挨拶。神戸の仲間からは亡くなった東北の仲間から受け継いできた黒旗を掲げてのアピール。 


広島散策:平和大通り緑地前(拡幅排除の記憶)

無名戦士の碑
⇒川を通り過ぎながら、70年前の今日、川の町・広島では川原に遺体がたくさん打ち上げられていたという話を聞く。

平和記念資料館を通り越して、無名労働運動戦士の碑「解放運動 無名戦士の墓」:

農村青年者事件の和佐田さんなども関わって建立されたとのこと(小網町交差点北西)

⇒韓国人原爆犠牲者慰霊碑跡地(本川橋西詰め・かつて8・6デモ出発地点)

 
⇒中曽根康弘の句碑(元安川沿い緑地帯

碑には黒鳩の折り紙や句碑の設置を批判した短冊がかかっている

「地中よりあまたの拳突きあげよ見せかけの句碑倒さんががため」等の句あり。


 13:00~17:00 広島市内で報告会
1)「開会の挨拶と8・6集会の歴史」:文献センター通信31号に掲載の「8・6をめぐる覚書」をよみながら、30年前の1985年から始まる8・6集会の歴史について報告する。そのあと若干の質疑。
2) ブラジルから参加したアナーキストによる「ブラジルにおけるアナーキズムと20世紀におけるファシズムに対する闘い」。英語による口頭報告。事前に報告原稿の日本語訳を参加者に配布。13:40-14:00 英語の通訳を介した質疑。
3)「アナキズム文献センターの歩みと現在」:1970年設立。現在は第三次。「文献の収集・整理」と「情報発信」が主な活動。所蔵文献として山鹿泰治文庫やアナキストクラブの蔵書、85年の広島集会ポスターなど多数のポスター・ビラなどを紹介。2007年以来、毎年発刊しているカレンダーをはじめ、イベントや発刊物を紹介。
4)「大阪の野宿者支援について」。「チェコとクルドのアナーキストとの関係と彼らからのメッセージの日本での発信について」
5)「ドイツのアナーキスト・グループからのメッセージ」
6)「フィリピンのコレクティヴ Organic Mind について」
7)フィリピンのBas Umaliからのメッセージ+フィリピンのアナーキズムについて
8)閉会の辞 会場撤収

以上の全てのスケジュールを無事に終え、会場撤収作業の後、広島駅で懇親会を開催後、解散。

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